こんにちは!
子どもの摂食障害について
命の危険があったとニュースになっていました。
そのニュースはこちら
高校生のお母さんは
「もっと早く気付いていたら」と
後悔したそうです。
私も子どもをもつ母親として
子どもの変化や危機に気付けて
正しく対処したいと常々思っているので
摂食障害について調べてみることにしました。
摂食障害とは
食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。
引用:https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_eat.html
その摂食障害と区分される代表的な病気は
神経性やせ症、拒食症
神経性過食症
過食性障害
です。
摂食障害の症状は、
・必要な量の食事を食べられない
・自分ではコントロールできずに食べ過ぎる
・一旦食べた食べ物を吐いてしまう
など人によってさまざまだそうです。
誰でもかかる可能性のある病気ですが
10~20代の若者がかかることが多く
女性の割合が高いそうです。
日本で医療機関を受診している摂食障害患者は
1年間に約21万人。
さらに、治療を受けたことがない方や
治療を中断している方が多数いるそうです。
コロナのせいで増えた?
国立成育医療研究センターが行っている
子どもの心の診療ネットワーク事業における
新型コロナウイルス感染症流行下の子どもの心の実態調査によると
全国26医療機関が参加した本調査で、コロナ流行前の2019年度と比較し、2020年度では神経性食欲不振(神経性やせ症)の初診外来患者数が約1.6倍、新入院者数が約1.4倍に増加していたことが判明したそうです。コロナ禍でのストレスや不安が影響していると推測されます。
引用:http://www.ncchd.go.jp/press/2021/211021.html
また、コロナ禍では
重症化や入院期間の長期化の報告もあったそうです。
現状、摂食障害を治療できる医療機関が少なく、
またコロナ対応のために摂食障害患者の対応が難しくなってしまっている
病院もあるそうです。
コロナと摂食障害の関連については、
聖マリアンナ医科大学病院の
児童思春期外来が出している通信が
とてもわかりやすかったので
リンク貼らせて頂きます↓
こちら
親として注意すべきポイントは?
摂食障害にかかると
心身の成長・発達と健康、人との関係、
日常生活、学業、仕事など
社会生活に深刻な影響が出るそうです。
やせや栄養障害、嘔吐などの症状によって、
身体の合併症を来し、時には生命の危険がある場合もあり、
また、別の精神疾患をともなうこともあるそうです。
自分の子どもがもし摂食障害かもしれないと思ったとき、
その影響が大きくならないうちに
そして長くならないうちに、
摂食障害のサインや症状に気付き、
できるだけ早く治療を受けさせたいですよね。
子どもが大きくなればなるほど
食事の量や内容など、把握できる範囲は
狭くなってしまうのかもしれませんが
食欲や顔色、体型・体重の変化を
できる限り注意して見ていきたいです!
もし子どもが摂食障害かもしれないな、
と思ったときには
まずは「摂食障害情報ポータルサイト」を
見てみようと思います!
その後、地域の小児科、児童精神科、児童思春期外来等のある病院を受診し
紹介状等を書いて頂いて大きな病院へ行きます。
もしも、ぐったりしている、意識がないなど生命や身体的な危機がある場合は
急いで救急救命センターを受診しましょう。
自殺企図や自傷などの危険な行動がある場合は
精神科の救急外来が望ましいようです。
現状、日本には摂食障害だけを専門とする治療施設はなく、
摂食障害の診療を公表している施設も多くはないそうです。
どこに相談したらよいかわからない、受診しても断られた、
というつらい経験をされた患者さんやご家族も多いとのこと。
摂食障害専門の医師や医療スタッフ、病院が不足していて、
希望しても治療が受けられない患者さんが多いのは残念ですし、
もし自分の子どもが摂食障害になってしまったら、と思うと
とても心配な体制だと感じます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナにより、子どもたちのストレスが増えている
とは聞いていましたが、
それが「摂食障害」という形で出てきているとは
知りませんでした。
これから、より子どもたちの
体や心を注意深く見ていきたいと思いました。
また、何か少しでも心配なところがあれば
自治体の電話相談や近所の小児科など
早めに相談にいこうと思いました!
早くコロナの心配やストレスから
解消される日が来るといいですね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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